千葉市緑区のお客様
今回は
【今回は直接お問合せ頂きました。】
※ご要望※
「本当に屋根工事が必要なの?」
※経緯※
訪問販売から屋根の剥がれを指摘され
数社にお見積りを依頼
最初の金額提示から
ドンドン値引きしていき
一体いくら上乗せしていたの?と思い
信用度が感じられず、
あまりにも決断を焦らす為、
見積依頼した数社全部
お断りして白紙状態にしたそうです。
改めて、冷静になってから
弊社にご相談依頼がきました。
他社様がご指摘された通り、
屋根の剥離が多数見つかりました。
が、
私が気になる点がありましたので
施主様に聞いて見ると
「3年前に塗装しました」
との回答を頂きました。
ニチハの『パミール』という
塗装してはいけない
不良屋根材の一つです。
【パミール】とは
『パミール』という屋根材は
ニチハが1996年~2008年まで
製造した屋根材
アスベストが使えなくなって、
ノンアスベストの建材が求められ
登場した屋根材です。
しかし、
『パミール』は大きな欠陥がありました。
※メーカーは製造責任は認めていませんので、
リコールされていないのです。
経年劣化という認識になるそうです。
写真のように、
ミルフィーユ状に
屋根の端部から
剥離してくるのが特徴です。
そのまま放置していると、
雨で吸収した屋根が
さらに酷く剥がれ、
雨漏りにつながる場合も
ございます。
【では、何故塗装はダメなのか?】
この屋根材に塗装するというよりは、
屋根に色を染み込ませ、
ただ色をつける程度
と認識された方が良いと思います。
そもそも屋根が
ミルフィーユ状のように
層になっているので、
塗っても剥離するだけで、
塗装しても2~3年で
剥がれてダメになり、
お金を
ドブに捨ててしまうようなものです。
以上のお話をさせて頂いた上で、
施主様には
カバー工法をお勧めさせて
頂きました。
【カバー工法】とは
既存の屋根
(今回はパミール屋根)の上に
新規の防水シートを貼り、
その上に新規屋根材を施工方法です。
※既存屋根を撤去する費用も
かからないので、
葺き替えよりコスト削減できます。
ここから施工の紹介です。
~施工前後~
施工前
塗装3年で屋根の剥がれが・・・
施工後
今回の屋根材は
ディーズルーフィングの
『ディプロマットスター』という屋根材
【施工手順】
①既存板金撤去
②新規板金
「軒先スターター」設置
③新規防水シート施工
※田島ルーフィング
「P-EX+」仕様
この防水シートは
当社のこだわりでもあります。
ホームセンターの商品とは訳が違い、
ゴムを使用している為厚さがあり
耐久性に優れ、釘穴が裂けず
引裂強度がアップしているシートです。
④新規屋根材
『ディプロマットスター』という屋根材
基盤のジンカリウム鋼板で耐久性向上。
ジンカリウム鋼板とは、
ガルバリウム
(高耐蝕性・耐熱性・熱反射性)鋼板
に亜鉛をプラスして
耐久性を向上させた鋼板です。
そのジンカリウム鋼板に
自然石粒を高温で焼き付けて
着色した屋根材です。
陶器やお茶碗と同様で
焼き付けた
色粉がガラスに封じ込められ、
これによって、
長期的に色彩を維持できる
着色方法です。
※製品30年保証
⑤新規屋根材施工
軒先から上へ上へ施工していきます
⑥完成
美観も美しくなりました。
瓦より軽いのに、
瓦同等の強さがあり、
熱が伝わりにくく、
雨音も静かな
屋根材です。
パミール屋根には
屋根カバー工法がお勧め。
お気軽にご相談ください。
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